concaでDLカードを作る
concaで製作可能なDLカードは「コードオンリープラン」と「カードプラン」の2種類があり、用途や予算によって使い分けます。
コードオンリープラン
シリアルコードのみを購入し、媒体は自作するスタイル。
例えば、ポストカードを別途作成し、そこにシリアルコードを印字したシールを貼付ける場合など。
他にも以下のようなものが媒体として考えられるかも
- ポストカード
- ブロマイド・写真
- チェキ
- 冊子
- サイン色紙
- DVDスリムケースに同梱
などなど、つまりなんでも良いのです。
DLカードの本体はシリアルコードなので、それを何に貼付するかが同人アイデアの出しどころになります。
カードプラン
カードの作成まで行うスタイルです。
カードデザインを行うだけで、concaがカード作成まで行ってくれます。
質感などは、実際に無料サンプルを取り寄せてみるのが良いでしょう。
印字は非常に綺麗でカードの質感も高く、ついでにダウンロード解析などのオプションも無料でついてきます。
少々値段は張りますが、デザインや写真編集に専念したい方はこちらがオススメ!
DLカード プランを注文する
今回はコードオンリープランでの注文について説明します。
細かい情報はコードオンリープランの説明を参照しつつ、
まずはコードオンリープランの注文画面に行きましょう。
コードオンリープランの注文
ミニマムな構成で100枚注文するとして上から説明します
- 発行するシリアルコード件数
- 実際にダウンロードカードとして発行する枚数
- 100枚作るなら100コードを指定
- 配信URL
- 作品のシリアルコード入力時のURL
- 複数作る場合でも同じ名前を使ってOK
- 一意になる名前、例えばサークル名の”heruheru3″で固定するなど
- 配信ファイルの有効期限
- いつからいつまでをDL可能機関とするか
- 開始日をイベント当日にしてしまうと、事前にダウンロードのテストができなくなってしまうので注意!
- 注文日と同じが良いと思う
- 配信するファイル数
- pdfのみなら1つでOK
- 増やすと倍々で金額が上がるので少なくする工夫が必要
- pdfのみか、pdf+zipにするかで考える
- 配信する1ファイルごとの容量
- こちらも増やすと倍々で金額が上がるので自分に必要な容量で確保する
- 1ファイルごとなので、ファイル数が増えたから容量を倍にする必要はない
- ダウンロード解析オプション
- 日付ごとのDLカウントが出てくる
- が、頒布した時点で頒布数がわかっているので、そこまで解析する意味はないかもしれない
- コメントフォームオプション
- 1シリアルごとに1回コメントを出せる機能
- 有効にすると面白い感想がもらえるかもしれないが、Twitterでももらえたりするので必要に応じて
- QRコード簡単アクセスオプション
- QRコードを撮影すると、シリアルコードを入力することなくダイレクトにDLページまでたどり着ける機能
- 当然QRコード画像が注文コード分くるのだが、残念ながら差し込み印刷に使う「ラベル屋さん9」ではテキストの差し込みは可能だが、画像の差し込み印刷ができない
- 画像の差し込みを自前で組もうとするとかなり面倒なので、おとなしく印字されたシリアルコードを入力してもらうほうが良い
- お知らせメールオプション
- 配信ファイルが追加更新時や、期限切れ前に利用者にメールで教えてくれる機能
- おそらくメールを登録してDLする人はいないので不要
まとめると、コード数を必要分、配信URLはサークル名、ファイルは1個512MB、オプションは全部不要でOK。
請求内容確認
おそらく、上記のように1980円(税抜き)になるはず。
とりあえずはこれだけあればDLカードを作ることができます。
よさそうなら発送先や支払い情報を入れて決済しましょう。
マイページで注文の確認
マイページに行くと、先程注文したコードオンリープランのページを見ることができます。このページからタイトルや内容説明、DLするファイルを設定すれば配信の準備は完了です。
- コスプレ写真集のDLカードを作ろう 〜DLカードはいいぞ編
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- おまけ:ポストカードを作るには